カナダの秋、オタワの秋
みなさんこんにちは、オタワの天使です♪
今日、この日記を訪ねてくださったことに、心から感謝します☆
秋の深まる10月末、皆さま、いかがお過ごしですか。
こちらオタワでは、なんともう秋が終わろうとしています。前回、ちょうど一か月前にお便りしたときには、まだ秋の入り口だったというのに、なんと早いことでしょう!
あの頃はまだ木々の葉っぱはほとんどが緑色でしたが、今ではすべて色づき、半分近くはもう散ってしまいました。
気温も、わずか一か月で20℃近く下がり、今では毎日、0℃のあたりを変動しています。もう半袖なんて考えるだけでもとんでもない感じで(半袖でジョギングしている人はいますが!)、毎日、日本の真冬ジャケット、マフラー、帽子、手袋着用です。
今日は、皆さんに、カナダ(といっても広いですね、私が住んでいるのは東海岸、五大湖近辺)の季節感についてシェアしてみたいと思い、筆をとりました。
オタワに住んで一年半ほどが経ちますが、私がここの季節の巡りを体験する中で、衝撃的な気づきがいくつかありました。そのうちの一つが、「秋の激しさ、短さ」です。
日本の本州の北で育った私にとって、「秋」というのは、一か月くらいかけてゆっくりじわじわ深まっていくもの。
紅葉はまさに秋の深まりの指針で、ゆっくりゆっくり色づいていき、その全盛を十分味わった頃に、やがて風が吹いて散っていくもの。
そういうものでした。
ところが、カナダの秋というのはそうではないのです。
九月の末頃にちらほらと木々が色づき始めたかと思いきや、わずか一週間ほどでほとんどの木が豊かに色づきます。そして色づき始めから二週間経つ頃には、もう道路には落ち葉がいっぱいに重なっているのです。
一気に色づいて、一気に散ってゆく。
私は、カナダの紅葉は日本の桜みたいだと思いました。
短いけれど、美しい。日々、刻々の変化を味わう。
オタワは、かの有名なメープル街道にも位置しているくらいで、街中にメープルの木々が見られます。やっぱり、メープルの紅葉は本当にきれい。私は知らなかったですが、メープルの葉っぱは、最初は赤色に色づいて、それから黄色になっていくのですね。今では、私の近所は一面の金色の世界です。これも、もう何日も続かないんだなあ。
私の家の庭には(正確にはお隣さんのお庭)、大きくて立派なメープルの木があります。窓からちょうどその枝葉が見えるのですが、夏の間は、この木の木の葉が風に揺れる音を毎日楽しみました。もうすぐその葉っぱたちともお別れです。
今年の夏もありがとう。また来年の春にね!
と、そんなちょっと名残惜しいお別れのあいさつをする今日この頃です。
今日はおしまいに、私がここ数週間のあいだに集めた美しい紅葉の景色を皆さんにお届けしたいと思います。
家の近所にて。
大学のキャンパスにて。
ガティノー公園、かの有名なChamplain Lookoutより。
ガティノー公園、ミニハイキングの風景。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆
また次回のお便りでお会いできることを楽しみにしています。
愛を込めて、
オタワの天使。